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製麺会社での試作

自分は休日を利用し、当時使っていた麺をたずさえ何件も製麺会社をあたり試作品をお願いしたのですが、作られてくる麺はは全く似ても似つかない状態のものばかりでした。

工場の見学もさせてもらったのですが、だいたい大きな製麺工場さんには商品開発の研究室があり、そこには見たこともないような装置や顕微鏡などがあり、まるで実験室のようでした。そこで働いている方は白衣を着て完全防備された科学者のように見えました。(衛生面でいえば当たり前ですが、当時の自分にはそうにしか見えなかった)

そして、何回も打合せをさせてもらったのですが、話している内容は、粉の配合、カン水(中華麺に使うアルカリ塩水溶液)のもたらす化学変化(具体的に言えば風味・食感・色合いを出す効果)このカン水もびっくりするくらいの種類があり、麺など作ったことのない自分にはまるで何を言っているのか全く分からず、学校の授業を聞いているより辛かったのを覚えています。当時、自分が使っていた製麺会社さんには、

つづく(次回更新は7月20日頃の予定です)

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